農業経営

施設栽培に関心がある農家さん向けにメリット・デメリットをまとめました

施設栽培に関心がある農家さん向けにメリット・デメリットをまとめました
より儲かる農園を経営するために、施設栽培を始めようか悩んでいる。コスト面を考えるとなかなか気軽に始められない。既に施設栽培をしている農家さんから実際のメリット・デメリットを聞きたいな。

 

こんな方に向けた記事です。

 

本記事の内容

  • そもそも施設栽培とは?
  • 施設栽培のメリット・デメリット
  • 施設栽培を始める際に行うべきこと
  • 施設栽培に向いている作物

この記事は、千葉県船橋市にある農家さんのネット販売支援団体【ファームコネクト】が書いています。

 

2020年9月に創業とまだ若いですが【船橋市役所農水産課】様や【船橋市観光協会】様にも応援いただいている組織です。

 

HPを作成したり、SNS運用代行したり、web広告を運用したり…

 

様々な媒体を活用して、農家さんのIT進出をお手伝いしています。(全国対応可能です)

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今回は、施設栽培を行っている農家さんにヒアリングした内容をもとに、施設栽培のメリット・デメリットについて紹介していきます。

 

それでは参りましょう!

 

そもそも施設栽培とは?

そもそも施設栽培とは?

「施設栽培」とは、人為的に作り出した設備(生育環境)を用いて作物栽培することです。施設園芸農業とも呼ばれます。

 

施設栽培には、以下のものが含まれます。(参考:農林水産省資料

  • 大規模な植物工場
  • ガラス温室
  • ビニールハウス
  • ビニールトンネル

施設栽培と聞くと大規模なものばかりが思い浮かびますが、畑でよく見かけるビニールトンネルも「施設」の一種なのです。

 

一方、自然の環境をそのまま活かして作物栽培することを「露地栽培」と呼びます。

 

上で述べたとおり施設栽培は人為的に生育環境を作り出すことから「天候不順に悩まされることがない」「年間を通して作物栽培できる」「生産性の向上」といった利点があります。

 

ファームコネクトの主な活動拠点である千葉県船橋市も、都市型農業ということもあり施設栽培をしている農家さんが多々存在します。

 

おそらく本記事を読んでいる大半の方が施設栽培の中でも「ビニールハウス」の活用を画策していると思うので、本記事ではビニールハウスを活用するメリットデメリットをメインにお伝えしていきますね。

 

施設栽培のメリット

施設栽培のメリット

上でも施設栽培の利点を簡単に述べましたが、再度しっかりと整理して施設栽培のメリットをお伝えしていきます。

 

施設栽培のメリットは以下の3点です。

  • 儲かりやすい栽培手法である
  • 外的な影響を受けにくい
  • 最先端技術で効率化しやすい

それぞれ解説していきますね。

 

メリットその1:儲かりやすい栽培方法である

施設栽培は儲かりやすい栽培手法である農林水産省によると、他の栽培方法と比較して施設栽培の農業所得が多いです。

 

主な理由として、以下の3点が挙げられます。

  • 年間を通して作物栽培できること
  • 面積あたりの収穫量が増えること
  • 品質向上

やはり生育環境を人為的にコントロールできることは大きな利点ですね。

 

メリットその2:外的な影響を受けにくい

外部と環境が切り離されていることから「天候不順」「病害虫」といった自然条件に左右されにくくなります。

 

天候を考慮する必要がないことから栽培計画を立てやすいというメリットもありますね。

 

とはいえ、ハウスが倒壊するほどの自然災害が起きた場合は甚大な被害を被ってしまいます。

 

メリットその3:最先端技術で効率化しやすい

露地栽培よりも、環境制御装置をはじめとした最先端技術を導入しやすいのが施設栽培です。

 

農林水産省によると、現在以下の技術を開発中とのこと。

  • トマトの自動収穫ロボット
  • 作物の画像診断装置(光合成の状態を見える化)

外部の環境と切り離されていることから最先端技術を導入することができ、そのぶん高質な作物をより多く収穫できるようになります。

 

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将来的に農作業から離れて「経営」に注力した農家さんにとってはこのメリットは大きいと思います。

 

施設栽培のデメリット

施設栽培のデメリット

施設栽培のデメリットは「コストがかかる」に集約されます。

 

儲けやすい栽培手法であるとはいえ、露地栽培と比べるとどうしても投資回収サイクルが長くなってしまうのが難点。

 

また、上で述べたように大規模な自然災害が生じて施設が損壊した際にも、多大な復旧コストを要します。

 

施設栽培を始める際に行うべきこと

施設栽培を始める際にやるべきこと

上で述べたように、施設栽培にはメリットが多々存在します。

 

農業を企業化している農家さんは施設栽培を取り入れているケースがほとんどです。

 

ここでは、施設栽培を始める際に行うべきことをお伝えしていきます。

 

補助金を活用する

国が施設園芸農業を推奨していることから補助金が用意されています。

 

施設栽培に関連する補助金には、以下のものがあります。

このほかの補助金については以下の記事で解説しています。

【最新版】農業で設備投資する際に使える補助金をまとめてみた
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必要な設備を揃える

施設栽培で使用する設備には、例えば以下のものがあります。

  • 温度を調整する冷暖房機
  • 光を調整する電球やLED
  • 潅水装置
  • 害虫対策設備(知り合いの農家さんは光防大師を利用しています)

 

病害虫対策

病害虫が施設内に入らないよう徹底管理する必要があります。

 

ファームコネクトがお世話になっている、施設栽培をしている農家さんは以下の対策を行っています。

  • ハウス内土足禁止
  • 2重扉
  • 目の細かいネットの使用

 

施設栽培に向いている作物

施設栽培に向いている作物

施設栽培はいかに初期費用を素早く回収するかが肝要です。

 

このことから収益性の高い作物を栽培することを推奨します。

 

また、「効率化できる」というハウス栽培の利点を最大限活かすためにも、比較的手間のかからない野菜を栽培できると良いですね。

 

以上を考慮すると「トマト」がオススメです。

 

作物あたりの労働時間

農林水産省のデータによると、トマトは他の農産物と比較して手間がかかりにくいものです。

 

メロンも少ないですが、栽培難易度が高く上級者向けの作物になっています。

 

実際、我々ファームコネクトがお世話になっている施設栽培を取り入れている農家さんでも、トマトを育てている方が多いです。

 

私たちがお世話になっている農家さんはこちらです↓

いずれも敏腕経営者の農園なので参考になる部分は多いはず。

 

SNS等を追ってみてはいかがでしょうか?

 

施設栽培のメリット・デメリットまとめ

施設栽培のメリット・デメリットまとめ

以上、施設園芸農業のメリット・デメリットでした。

 

企業化して農業経営をしている農家さんの大半が取り入れている施設栽培。

 

収益を安定させるためには必須とも言えるものなので、農業を大規模化していきたい農家さんはぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

それでは、ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

 

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