就農にあたって倉庫やビニールハウスが必要なんだけど、高すぎて困っている。
補助金があればぜひ活用したいので、教えてほしい。
こんな方に向けた記事です。
この記事は農園のWeb活用支援団体ファームコネクトが書いています。
ネット販売の代行、ホームページ制作、クラウドファンディング支援など、農業特化のWeb事業として様々なサービスを展開しています。
野菜で月次売上200万円、とうもろこしで日次売上100万円超えなど、多数の販売実績があり、行政とも提携している組織です。
→ファームコネクトの事例紹介
私たちは補助金の申請サポートも行なっており、これまでの申請支援実績は50件以上にのぼります。
この知見を活かして、農業用の倉庫やビニールハウス導入に使える補助金をご紹介します。
→ファームコネクトの補助金申請サポートサービス
農業用倉庫・ビニールハウスの補助金その1:ものづくり補助金
中小企業庁が実施する、個人事業主および中小企業向けの補助金です。
革新的なサービスや、抜本的な生産プロセスの改善に取り組む際におりる補助金。
生産性向上につながる農業機械やサービスが対象になるのですが、
ここに倉庫とビニールハウス(断熱材等の設備つき)も含まれます。
購入金額の66.6%まで補助が出ます。(上限1,250万円までもらえます)
詳しくは中小企業庁HPで確認できます。
農業用倉庫・ビニールハウスの補助金その2:事業再構築補助金
中小企業庁が実施する、個人事業主および中小企業向けの補助金です。
ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するための、企業の思いきった施策に対して補助金がおります。
ファームコネクトが申請をサポートした事例では、「新規事業の開始」「加工品開発用の工房開設&ECサイト制作」がございますが、倉庫やビニールハウスに適応されるケースも。
月次売上が10%以上減少しているなど、いくつか申請条件がございますので公式ページを確認し、自身が対象となるかチェックしてみてください。
→事業再構築補助金の公式ページ
農業用倉庫・ビニールハウスの補助金その3:強い農業・担い手づくり総合支援交付金
農林水産省が提供している、産地の収益力強化と担い手育成のための補助金です。
これだけだとよくわからないですよね。
簡単にいうと、農業における「担い手(=農業関係者)が産地(=地域や地方)を盛り上げよう」という政策に対しての補助金です。
例えば、野菜や果物の出荷量増加や、卸市場の取引額を向上させるためのもの。
令和元年の予算額はなんと200億円。
支援タイプは3つあるのですが、ほとんどの生産者様は「地域育成担い手支援タイプ」が対象となります。
※他の2つは企業様や農業団体向けの補助金。
生産者様の経営基盤の発展のために、倉庫やビニールハウス、農業機械などに投資する際に補助されます。
耐用年数5〜20年の農業機械で、購入金額の30%補助が出ます。(上限300万円までもらえます)。
詳細は農林水産省のHPよりご確認ください。
農業用倉庫・ビニールハウスの補助金その4:産地生産基盤パワーアップ事業
農林水産省がおこなっている、今後拡大が見込まれる海外市場や加工・業務用等の新たな需要に対し、日本国内の農業産地を盛り上げるための補助金です。
生産基盤の強化・収益性の向上に取りくんでいる生産者様を対象にしており、採択者には上限1/2の補助金が出ます。
倉庫やビニールハウスにも適応されるケースがあるので、ぜひご検討ください。
→産地生産基盤パワーアップ事業
農業用倉庫・ビニールハウスに使える補助金まとめ
以上、農業用の倉庫とビニールハウスに使える補助金でした。
自身が補助金の対象になるのか、どの補助金がいちばん多くの金額を支援してもらえるのか、気になる方はファームコネクトがご相談に乗りますので、よければご検討くださいね。
→ファームコネクトの補助金申請サポートサービス
この他の設備投資に関する補助金については「農業機械・設備投資で使える補助金まとめ」で紹介しています。