農業の機械や設備に投資したいけど、補助金が出るって本当?
高額な農業機械が買えたらもっと楽になるのに。
設備投資の際に使える補助金をまとめて教えてほしい。
こんな方に向けた記事です。
この記事は農園のWeb活用支援団体ファームコネクトが書いています。
ネット販売の代行、ホームページ制作、クラウドファンディング支援など、農業特化のWeb事業として様々なサービスを展開しています。
野菜で月次売上200万円、とうもろこしで日次売上100万円超えなど、多数の販売実績があり、行政とも提携している組織です。
→ファームコネクトの事例紹介
上記の活動の際に、私たちはこれまで20件以上の補助金申請をサポートしてきて、採択率は96%を記録しています。
→ファームコネクトの補助金申請サポートサービス
本記事では、農業機械や設備投資で使える補助金を一覧形式でご紹介していきますね。
農業機械や設備投資に使える補助金
設備投資をすることで、身体的に楽になったり、時間を大幅に節約できるというメリットがあります。
近年では、スマート農業の発展やロボット機械技術の向上により生産者様の負担を軽減できるようになってきました。
一口に設備投資といってもその投資対象は様々で、例えば以下のものが設備といえるでしょう。
- 農薬散布用ドローン
- 自動選別機などの農業機械
- HP、オンラインショップ
- 顧客管理システム
このように、農業設備は多岐にわたります。
これらを導入するには多額の費用が必要ですので、補助金を活用できたら助かりますよね。
そんな補助金ですが、多くの種類があって自分に合った補助金が見つからなかったりして、申請がむずかしいのが実情です。
ここからは、農業の設備投資で使える補助金を一覧形式で解説していきます。(全部で4つ)
農業設備投資で使える補助金その1:小規模事業者持続化補助金
全国商工会連合会が実施する、小規模事業者(従業員数20名以下)向けの補助金です。
農業機械、チラシや看板、ホームページなど、補助対象が多いことが特徴で、ファームコネクトのクライアントである生産者様もこの補助金を使うことが多いです。
最大、料金の3/4が補助され(Web関連は1/4)、補助額の上限は200万円。
とても汎用性の高い補助金ですので、ぜひ活用してみてください。
※ファームコネクトは小規模事業者補助金の申請実績がもっとも多いです。
→小規模事業者補助金の公式ページ
農業設備投資で使える補助金その2:事業再構築補助金
中小企業庁が実施する、個人事業主および中小企業向けの補助金です。
ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するための、企業の思いきった施策に対して補助金がおります。
私たちが申請サポートした事例としては、「新規事業の開始」「加工品開発用の工房開設&ECサイト制作」などがございます。
月次売上が10%以上減少しているなど、いくつかの申請条件がございますので公式ページをご覧ください。
→事業再構築補助金の公式ページ
農業設備投資で使える補助金その3:ものづくり補助金
中小企業庁が実施する、個人事業主および中小企業向けの補助金です。
革新的なサービスへの取り組みや、抜本的な生産プロセスの改善に取り組む際におりる補助金。
購入金額の66.6%まで補助が出ます。(上限1,000万円までもらえます)
革新的な農業に挑戦したいという農家さんにはオススメです。
詳しくは中小企業庁HPで確認できます。
農業設備投資で使える補助金その4:IT導入補助金
経済産業省および独立行政法人中小企業基盤整備機構が提供している補助金です。
その名の通り、IT導入の際におりる補助金。
農園であれば、ECサイト制作や受注管理システム、在庫管理システムを導入する際に補助がおります。
ネット販売をスタートしたい。農作物の在庫を見える化したいという生産者様にはぴったりです。
補助額は申請額の75%、最大450万円。詳細はこちらのページで確認できます。
この補助金を利用する際は、各都道府県に補助金申請をサポートをしてくれる事業者がいます。
弊社も支援事業者に登録していますので、ぜひお問い合わせください。
農業機械や設備投資に使える補助金まとめ
以上、農業で設備投資する際に使える補助金でした。
補助金関係は面倒に感じる…という方も多いと思いますが、本記事で解説したとおり、多額の補助が出るケースも多々あります。
面倒ではありますが、せっかく官公庁が予算を用意してくれているので使わない手はありません。
ぜひ本記事を参考に補助金をうまく活用して、農園経営を円滑に進めていきましょう!
→ファームコネクトの補助金申請サポートサービス