農園の収益を増やすためにコンサルティングの依頼を検討しているが、どの業者に頼めばいいか分からない。おすすめの業者と、費用感を教えてほしい!
こんな方に向けた記事です。
この記事は、農作物の販売支援を行なっているファームコネクトが執筆しています。
ネット販売支援、ホームページ制作、デザイン制作など、農園の収益アップに関する様々なサービスを展開しています。
野菜で月次売上200万円、とうもろこしで日次売上100万円超えなど、多数の販売実績があり、行政とも提携している組織です。
→ファームコネクトの事例紹介
今回は、農業コンサルティング企業を探している方に向けて、おすすめの事業者をご紹介します。
農業コンサルティング企業の選び方
農業コンサルティング企業を選ぶときに見るポイントは、以下の3つです。
- 専門性
- 実績
- 費用感
企業によっても独自の強みや得意分野は異なるため、比較して検討することが必須です。
上記のポイントについて、それぞれ解説します。
農業コンサルティング企業の選び方①専門性
農業経営においては「農産物の生産(土づくり、スマート農業、人材支援など)」が最重要ですが、近年では「6次産業化(商品開発、販路開拓)」も重要度が増してきており、弊社のような「販売専門のコンサルタント」も現れています。
この他にも、より上流である「経営戦略」に関するコンサルタントもいます。経営戦略コンサルタントは、事業計画策定はもちろん、資金調達の面でも力になってくれる事でしょう。
それぞれの農園によって力となる専門領域は異なるので、自社のニーズに沿ったコンサルタントを選定することが成功の鍵です。
農業コンサルティング企業の選び方②実績
実績は、農業コンサルティング企業の技量や成果を確かめられる指標になります。着目すべきポイントは売上の向上や経費削減、既存業務の改善ができているのかという点です。
コンサルティング企業は、さまざまな提案やアドバイスを積極的に行なってくれます。しかし、経営の土台である売上につながらなければ、費用と時間がムダになることも事実。
そのため依頼する前には企業の実績をチェックし、複数社を比較することが重要です。
弊社ファームコネクトの実績を以下に載せておきますので、よければご参考ください。
→ファームコネクトの実績一覧はこちら
農業コンサルティング企業の選び方③費用感
費用感は、依頼するコンサルティング企業によって大きく異なります。理由は支援内容や企業規模などにより、必要経費が変わるからです。
契約形態によっても費用は変動します。
- 顧問契約:月額で固定料金を払う
- スポット契約:時間、期間単位で料金払う
- 成果報酬契約:売上に応じて取り決めた割合(%)の料金を払う
実施にかかる費用の詳細は、問い合わせしないと分からないことがほとんどです。
問い合わせする際には、捻出できる予算や依頼内容などを事前に決めておきましょう。
それによりコンサルティング企業との初回相談や見積もり依頼の際に、より具体的でスムーズな話し合いが可能になります。
農業コンサルティング企業おすすめ8選
ここまで述べてきたことをもとに、おすすめの農業コンサルティング企業をご紹介します。
おすすめ農業コンサルティング企業その1:ファームコネクト
専門領域:Web系(ネット販売、HP制作)、販促物のデザイン制作
費用感:月額3万円〜
弊社ファームコネクトは、主にWebを活用した農業経営の支援企業です。
具体的には、ネット販売支援、ホームページ制作、デザイン制作を行なっています。
農作物の販売実績が多数の他、農園ホームページ制作60件以上、デザイン制作200件以上と、主に農園のブランディング、直販支援領域において多数の実績がございます。
月額3万円〜にてコンサルティングも実施しておりますので、興味のある方は詳細をご覧ください。
→ファームコネクトのコンサルティングサービス
おすすめ農業コンサルティング企業その2:(株)秀農業経営コンサルタント
専門領域:経営支援、GAPの導入
費用感:相談1時間16,500円〜
(株)秀農業経営コンサルタントさんでは、農業分野に特化した中小企業診断士が経営コンサルを担当されています。代表の方のご経歴は以下のとおりです。
- 農業改良普及員22年
- 専門技術員14年
- 農業経営コンサルタント7年
特に力を入れているのは、GAP導入のサポートです。独自のツール「ASIAGAP管理支援システム」を開発し、複雑な手間をサポートすることでGAPの取得を後押ししています。
GAPを取得することで明瞭な経営体制が構築でき、ブランド力の底上げにもつながるため、販路を拡大する際にも役立つことでしょう。
「GAPを取りたいが、なにから手をつけたらいいのか分からない…」と、悩む農家さんは、(株)秀農業経営コンサルタントさんに相談してみましょう。
→(株)秀農業経営コンサルタント
おすすめ農業コンサルティング企業その3:株式会社芳蔵園
専門領域:6次産業化
費用感:要問い合わせ
明治時代から続く、千葉県の果樹農園です。主に梨とブドウを栽培しています。
自社で多数の加工品を開発・販売している他、フルーツサンドのキッチンカー事業、農園カフェの運営など、6次産業化を見事に軌道に乗せており、6次産業化の成功事例として日本農業新聞にも掲載されました。
そんな芳蔵園さんですが、自社で蓄積してきたナレッジをもとに、今後は他の農園の6次産業化支援も行なっていくとのことです。特に果樹農家さんで6次産業化に興味がある方は、ぜひ問い合わせてみてくださいね。
→(株)芳蔵園
おすすめ農業コンサルティング企業その4:アグリコネクト株式会社
専門領域:新事業開発、Webメディア運営
費用感:要問い合わせ
アグリコネクト株式会社さんでは、他業種の企業と農業を結びつけるコンサルティングを強みとしています。
これまでの実績として、大企業「富士通」から新規事業の立ち上げを任され、見事に成果も上げています。
個人農家や農業法人へのコンサルティングでは、経営の土台となる理念づくりから資金調達や商品開発など、さまざまな分野をサポート。その実力と信頼性から、官公庁や自治体にもコンサルティングを依頼されるほどです。
アグリコネクト株式会社さんは、経営にまつわる相談から新規事業の立ち上げまでについても、一貫してお任できるコンサルティング企業です。
→アグリコネクト株式会社
おすすめ農業コンサルティング企業その5:株式会社パソナ農援隊
専門領域:就農支援
費用感:要問い合わせ
株式会社パソナ農援隊さんは、経営コンサルを主体としながら新規就農者へのサポートに力を入れています。
新規就農を希望する方向けのイベントや研修を開催し、農家さんと交流できる貴重な場を提供しています。
また事業の一つとして、新規就農者を育てる「アグリベンチャー大学校」を運営しています。
これらのことから株式会社パソナ農援隊さんは、日本農業の未来を育む農業コンサルティング企業といえるでしょう。
→株式会社パソナ農援隊
おすすめ農業コンサルティング企業その6:一般社団法人 全国農業経営コンサルタント協会
専門領域:事業活動支援
費用感:要問い合わせ
一般社団法人 全国農業経営コンサルタント協会さんでは、農業の知見を持つ税理士、公認会計士が経営改善をサポートしています。
日々の農業経営において、特に数字を扱う業務に苦手意識のある農家さんにとっては心強い味方となってくれるでしょう。
農業は資材の購入や、消耗品、ガソリン代、収穫物・加工品販売による収益、農地代などとお金の出入りが多く、財務管理が煩雑になることもしばしば。
安定した経営には欠かせない「数字の管理」を任せられる点において、力になってくれること間違いなしのコンサルティング会社です。
→一般社団法人 全国農業経営コンサルタント協会
おすすめ農業コンサルティング企業その7:株式会社農テラス
専門領域:新規参入支援、事業計画立案
費用感:要問い合わせ
株式会社農テラスさんでは、農業への新規参入を成功させるビジネスプランを提供しています。担当するコンサルタントは、農業歴35年、元農業ベンチャー企業の社長を務めた方です。
これまでに支援した法人企業の数は300社以上。経営のサポートだけでなく、売上を上げるマーケティングの施策についても支援しています。
株式会社農テラスさんでは無料の経営相談を提供しているので、まずはいま抱えている悩みについて相談してみてはいかがでしょうか。
→株式会社農テラス
おすすめ農業コンサルティング企業その8:株式会社JAMPS
専門領域:栽培管理支援、マーケティング
費用感:要問い合わせ
株式会社JAMPSさんは、「儲かる農業」をコンセプトに掲げています。高品質・高収量を実現する栽培ノウハウをもとに、他業種からの参入も支援。
ハウスで一貫して栽培できる技術を提供しており、実績の一つには、ハウスの導入からいちご狩り、直販所の開拓、加工品の販売など、6次産業化を見越した収益性の高いプランを実行し成功しています。
農業へ参入したい企業にとって、株式会社JAMPSさんは頼りになる農業コンサルティング企業です。
→株式会社JAMPS
おすすめ農業コンサルティング企業まとめ
農業コンサルティング企業を頼ることで、いま抱えている経営課題・問題を解決し、より良い方向へといち早く進めます。
思い描いている経営体制を築くなら、本記事で紹介した「おすすめ農業コンサルティング企業」にまずは相談してみましょう。
農業経営の分野に特化したプロたちのサポートを受けて、売上が上がる活路を見出してみてください。