農業経営

農業従事者に6次産業化のメリットデメリットや成功例を詳しく解説【収益増】

農業従事者に6次産業化のメリットデメリットや成功例を詳しく解説【収益増】
最近、6次産業化という言葉をよく耳にするけどよくわからないな。農業での具体的な事例やメリット・デメリットなど詳しく教えてほしい。補助金もあるって聞いたけど実際のところはどうなのかな。

 

こんな方に向けた記事です。

 

本記事の内容

  • 農業の6次産業化とは
  • 成功事例
  • メリットとデメリット
  • 6次産業化成功のポイント

この記事は、千葉県船橋市にある農家さんのネット販売支援団体【ファームコネクト】が書いています。

 

2020年9月に創業とまだ若いですが【船橋市役所農水産課】様にも応援いただいている組織です。

 

HPを作成したり、クラウドファンディングへの出品代行をしたり、web広告を運用したり…

 

様々な媒体を活用して、農家さんのIT進出をお手伝いしています。

プロフィール

 

農業の6次産業化とは

農業の6次産業化とは

まず、農林水産省の記事を参考にして、6次産業化についてみていきましょう。

「農林漁業の6次産業化とは、1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図り、農山漁村の豊かな地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す取組です。」

出典;農林水産省

上記の通り。
「6次産業化」という名前の由来は、1次産業×2次産業×3次産業=6次産業になるという計算からだということが分かります。

 

農業でいうと、農家さんが生産した野菜や果物を自分で加工食品などにして製造し、販売までしていくことが6次産業化です。

 

6次産業化は新しい物事だと思われることが多いですが、農家さんは昔から畑で取れた野菜を漬物にしたり、柿を干し柿などにして自分たちで販売し、6次産業化といわれる形態を取っていました。
実は昔から身近にあったものなのです。

 

また、6次産業化はSDGs(持続可能な開発目標)の題材になっているほど重要な取り組みで、日本政府が補助金などで全面的に支援しています。

 

なぜここまで重視されているのかというと、地方において農水産関係の仕事の高齢化が進み、若者離れが深刻になって、働き手が不足しているという現状があるため。

 

6次産業化することで、雇用と収入の増加を狙い、若者のUターンを促進するという狙いがあります。

 

農業6次産業化の成功事例

農業6次産業化の事例

6次産業化について述べたところで、実際の成功事例を見ていきましょう。

 

全国には、6次産業化に取り組んで、売上の増加や従業員(雇用)を増やすなど、成功している農家さんが多くあります。
具体的な農園を例に挙げて説明していきます。

 

オオノ農園さま

千葉県にある落花生農家さんです。
オオノ農園さま公式HP

 

今まで落花生ピーナッツをそのまま販売していましたが、「ペーストにして販売する」という6次産業化に取り組み、成功しました。

 

有機肥料を使って丹精こめて栽培した落花生を使用し、無糖・無添加のペーストにすることで、風味が強く濃厚な味わいが楽しめる100%無添加ピーナッツペーストに仕上がっているそう。

 

この取り組みが認められ、6次産業化地域連携賞を獲得しました。

※参考 農林水産省

 

まごころ農園さま

農園独自の栽培技術を駆使して、約20種類のミニトマトを栽培しています。

 

トマトの付加価値を上げるために6次産業化に取り組み、ドレッシングなどの加工品を製造しました。

 

6次産業化に成功したことで、売上が約1.5倍、従業員も5倍に。

 

農園のHPも刷新し、インターネットで通販も開始しています。

 

まごころ農園さま公式HP

※参考 農林水産省

 

芳蔵園さま

芳蔵園さまの6次産業化

主に梨やぶどうを栽培している果樹農家の芳蔵園さまは、畑で獲れた梨やマスカットを使用し、フルーツサンドにしてキッチンカーで販売しました。

 

キッチンカーや移動販売も6次産業化の取り組みの1つです。

 

キッチンカーでの販売は好調で、初日に100食以上のフルーツサンドを売り上げたとのこと。

 

キッチンカーを出店することで、知名度も向上することができ、もともと扱っていた果物や野菜の販売にもつながったそうです。

 

農業6次産業化のメリット

農業6次産業化のメリット

ここまで6次産業化の成功事例を見てきました。

 

ここからは6次産業化に実際に取り組むにあたって生じるメリットとデメリットをお伝えしていきますね。

 

メリットその1:高値で販売できる

野菜や果物を加工して販売することで付加価値をつけることができ、売値を高く設定できます。

 

特に野菜はそのまま販売すると、どうしても高値では売りづらいところですよね。

 

そんな野菜も、ジュースやチップスにすることで約10倍の値段で売れることも。売上に大きく貢献することでしょう。

 

メリットその2:集客につながる

農業6次産業化の新たな取り組みは、新聞や雑誌、テレビなどのメディアに取り上げられることが多々あります。

 

上で紹介した芳蔵園さまは梨のドライフルーツの加工販売も行っているのですが、開始した際はこちらのページにある通り、多くの新聞やネットニュースで取り上げられました。

 

地元の方々はもちろん、全国の方にも農園を認知してもらうことが可能になるため、大きな集客効果が期待できます。

 

メリットその3:売り先が増える可能性がある

野菜や果物の加工品を製造することで、飲食店やスーパーに売り込みに行くことができ、新たな売り先を開拓できる可能性があります。

 

従来の野菜や果物と加工品でセットにして販売していくことも可能なため、相乗効果が期待できます。

 

6次産業化のメリットまとめ

  • 高値で販売できる
  • 集客につながる
  • 売り先が増える可能性がある

売上増加が期待できる

 

農業6次産業化のデメリット

農業6次産業化のデメリット

非常に魅力的な6次産業化ですが、デメリットも存在します。

 

ここでは6次産業化のデメリットを2点お伝えしてきますね。

 

デメリットその1:初期コストがかる

加工品を製造する過程で、どうしても機械の導入や研究、開発にお金がかかってしまいます。(移動販売もキッチンカーが必要になりますね)

 

そのため、いきなり全てを自社で製造、加工するのではなく、小規模から試験的に取り組んでいくことをお勧めします。

 

例えば、採れた野菜を少量だけ手作りで漬物にする→パッケージを購入し、直売所で販売する→お客様の声を聞いてテストしていく…
その後、評判や口コミがよければ大規模的に展開していくこともできます。

 

製造・加工を他社工場に委託して、手間を減らすのもいいでしょう。

 

ちなみに、芳蔵園さまは梨のドライフルーツの加工賃を「クラウドファンディング」を活用して集めました。

 

初日で目標金額を達成したり、1週間で70万円ちかく支援金を集めることができています。(この記事を書いている現在、21日を残して87万円集まっています。)

 

我々ファームコネクトは、クラウドファンディングのお手伝いもしているので、ご興味がある方はお気軽にご依頼ください。

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デメリットその2:在庫リスクの発生

6次産業化は商品開発だけでは終わりません。

 

開発したあとに、しっかり販売していく必要があります。

 

漬物やドライフルーツなどは賞味期限が長いので、保存が効きますが、ジュースは日持ちしないことがほとんどです。

 

製造したにもかかわらず、売り先がなかったりするとお金や労力が無駄になってしまいます。

 

そのため、売り先の目処がついてから商品開発に取り組むことが重要です。

 

事前にSNSのフォロワーを増やしておくと簡単に告知できるのでオススメです。SNSは無料ですので、積極的に取り組んでおくことを推奨します。

 

農業6次産業化成功のポイント

農業6次産業化成功のポイント

上で紹介した農家さん以外にも多くの成功事例があります。

 

それぞれの成功事例の共通点として、2つ挙げることができます。

 

プロに相談しよう

6次産業化の試みは国が全面的に支援しており、農林水産省には6次産業化サポートセンターというものがあります。

 

サポートセンターには6次産業化に特化した「6次産業化プランナー」という専門家がいます。

 

事業内容によっては補助金や融資などが受けられる場合がありますし、各県にサポートセンターがあるので、問い合わせてみてはいかがでしょうか。

 

出口(売り先の目処)を整えよう

先ほどもお伝えした通り、6次産業化に取り組むことは重要ですが、出口(売り先)の目処を整えましょう。

 

各種SNSでの集客をしたり、HPを開設して魅力を伝える基盤をつくったり、実際に商品を売っていくECサイトの構築など、やることは多いです。

 

また、リサーチも重要です。

 

高い値段で売れる商品なのか、他とは違う差別化できた商品なのか等、きちんとマーケットリサーチをした上で、テスト的に取り組むことで限りなく在庫リスクを減らすことができるでしょう。

 

ファームコネクトはマーケティングの提案やHP制作、ECサイトの構築も承っているので、よかったらご相談ください。

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農業6次産業化まとめ

農業6次産業化まとめ

以上、農業の6次産業化についてでした。

 

6次産業化はやはり話題性に富んでいるので、こういった試みが農業を盛り上げる良いきっかけになると思います。

 

メリットデメリットを加味しながら少しずつでも取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

 

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ファームコネクトは創業以来多数の農家さんのネット販売を支援し、実績を残してきました。

 

サポートしている農家さんの中には、契約してから2ヶ月で日商29万円を記録したり、半日で売上36万円を達成した農家さんも。

 

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